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介護 技術
介護技術を知ると、介護する人の精神的、体力的な負担が軽くなります。
介護には知っておくと便利なコツがたくさんあるのです。
自己流で介護していると、自分も疲れてしまいがちですし、介護を受ける方も辛いことが多いでしょう。
できれば、介護技術の講習会などに参加すると、身につきやすいです。
時間的な余裕がない場合は、イラストや写真がたくさん入った介護技術の書籍を読むだけでも、かなり基礎的な介護技術が学べます。
例えば、岩橋 成子さん著の「知っておきたい介護技術の基本」や前川 美智子さん著の「根拠からわかる介護技術の基本」、福辺 節子さん著の「福辺流 力のいらない介助術」などが参考になるでしょう。
歩行や起き上がり、寝返りなどを介助するのは力がいるものです。
でも、ちょっとしたコツでそれほど力を使わずに介助できたら、とても楽になりますよね。
ボディメカニクスは介護者がぎっくり腰などの腰痛を起こさないためにも、介護される人の安全を確保するためにもぜひ覚えてほしい介護技術です。
ボディメカニクスを簡単にいうと、「てこの原理を使って最小の力で最大の効果を得る」こと。
「支持基底面積を広く」、「重心の位置を低く」、「重心の移動をスムーズに」、「重心を近づける」、「てこの原理を使う」、「利用者の身体を小さくまとめる」、「大きな筋群を使う」、「広い空間で効率よく行う」というのが、ボディメカニクスの八原則です。
これだけでは、あまりわからないと思いますが、動画や図解などで一度やり方を覚えてしまえば簡単にできるでしょう。
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