このサイトでは、介護福祉の制度とサービスについて紹介しております。
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介護 タクシー
介護タクシーは時代のニーズによって誕生した新しいサービスで、大抵の場合は、車いすや寝台のまま移動可能なタクシーのことを指します。
移動手段としての介護タクシーの他に、訪問介護(介護保険)を利用するタクシーも介護タクシーと呼ぶようです(介護保険を使えない介護タクシーを福祉タクシーや福祉輸送と呼び分けることも)。
制度上の正式名称は、「通院等乗降介助」になります。
タクシー会社が行う介護タクシーは、1998年に福岡県の「メディス」というタクシー会社が始めました。
タクシードライバーがホームヘルパーの資格を取得し、高齢者や障害者の外出の手助けをしたのがその始まりです。
タクシー会社による介護タクシーのサービス内容はそのタクシー会社によって異なり、高齢者や障害者を車椅子からタクシーへと移乗する、車椅子をタクシーに乗せたり降ろしたりする、車椅子を押すなどといったものから、トイレの介助やオムツ交換まで行っているところもあるようです。
「通院等乗降介助」の方の介護タクシーは、ホームヘルパー2級以上の資格を持つタクシー乗務員が着替えなどを手伝ったり、歩行補助を行って車に乗せ、病院に着いたら降車補助をして院内歩行を助け、受診科担当者に来院を告げた上で自己負担分の料金の支払いを受けて完了という懇切丁寧なサービスになります。
病院から自宅までの場合には、薬をもらってくれたり、会計を助けてくれた上で自宅まで送り、ベッドに入るための着替えの手伝いもしてくれるのです。
とはいうものの、未だに利用者側とタクシー会社側の認識が異なることも多いサービスだと思います。
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