介護用品
要介護者の増加に伴って、介護用品の種類も増えています。
介護用品を使えば、日々の介護がぐっと楽になるはずです。
ベッドやサイドレール、介助バー、車椅子などの介護用品は、レンタルすることもできますし、介護用品の種類によっては、リサイクル商品を利用すると出費を抑えられるでしょう。
介護に必要な用品やあると便利な用品はたくさんあります。
例えば、床ずれ防止用のマットやクッション、体を起こすのが楽な電動ベッド、入浴用のキャリーなどがあると、かなり役に立つのではないでしょうか。
寝かせたままで着替えさせられるねまきや尿取りパッドがついた下着、おむつや介護用手袋など、介護に必要な用品は本当に多岐に渡ります。
介護用品を買いに行くのは恥ずかしい、家を空けられなくて介護用品を買いに行けない、近所に介護用品を豊富に揃えているお店がないなどの場合は、ネット通販を利用すると便利です。
介護に必要な用品の中には、消耗品も多いですから、ネット通販でまとめて注文すれば、重たい思いをすることもありませんし、時間の短縮にもなります。
厚生労働大臣が定める居宅介護福祉用具を購入する際には、ケアマネージャーに相談し、都道府県が指定する福祉用具販売事業者から購入すると、支払い金額の九割を介護保険から支給してもらえるという制度もあります。
利用限度額があるので、購入を検討する際には、必ずケアマネージャーに相談しましょう。
おひとりさまの老後
「おひとりさまの老後」と聞いて、シングルライフを送っておられる方の老後だろう、自分には関係ないだろうと思われた方もいらっしゃるかもしれません。
でも、おひとりさまの老後は誰にでも訪れる可能性があるのです。
例えば結婚していても、それぞれの寿命は違いますよね。
可能性としては離婚もあります。
また、子どもがいても、同居する可能性が高いと言えない方も多いと思います。
ですから、おひとりさまの老後が誰にでも訪れる可能性があると言えるのです。
ちなみに、一般的には、女性の方が長生きすると言われています。
ということは、ご夫婦で老後を迎えられた方も、女性の方がおひとりさまの老後を迎える可能性が高いということですね。
シングルライフを送っていらっしゃる方は、現役時代から一人で老後を過ごすことを想定しているので、それなりの覚悟と準備をされている場合が多いでしょう。
しかし、想定せずにおひとりさまの老後を迎えた方は、その過ごし方に戸惑ってしまうのかもしれません。
急にひとりになってしまいどうしたらよいかわからない、ひとりの老後をもっともっと楽しみたいという方は、おひとりさま生活について書かれた本や、おひとりさまマガジンという雑誌が参考になりそうです。
雑誌以外にも、おひとりさましか参加できないというツアーなど、近年はおひとりさまを対象にしたプランもたくさんあります。
おひとりさまの老後は、寂しいというイメージがありましたが、気楽に一人を楽しめる時間でもありそうです。
介護用品の杖にはいろいろなタイプがあります。
まず、一般的な杖(ステッキ)は、折りたたみ式のものと何段階かに伸縮するものや、そうでないまっすぐなものもあります。
介護用品の杖(ステッキ)は、たいてい頑丈で軽いアルミ製のものがほとんどです。
価格は、2000円程度のものから一万円を超えるものまでいろいろあります。
介護用品の杖に限らず、一般的に柄の部分はアルマイト塗装がなされていて、傷が付きにくくなっています。
介護用品の杖には、この他クラッチといって、脇で支える部分と手で握る部分のハンドグリップがついているものがあります。
脇でなく腕で支えるように、アームカフがついているものもあります。
アームカフは、腕で支えられるように、リング状になっています。
介護用品のステッキとクラッチは両方杖ですが、クラッチの方が複雑なつくりなのでステッキよりも価格が高くなっています。
また、介護用品の杖で一番大切なのは、杖の先についているゴムです。
簡単に付けることができるので、定期的に付け替えないと、ゴムのグリップ力が低下して、介護用品の杖としての役目を果たさなくなってしまいます。
これらの杖の先のゴムは、ステッキ用とハンドグリップ用、クラッチ用で分かれています。
杖の中には、地面に付く部分が4本足や5本足のものもあります。
これらの先のゴムも常に点検しておきたいものです。
杖は使う人によって、最適な杖があるはずです。
どのような杖が適しているか、ケアマネージャーに相談すると良いでしょう。